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ピクセラ、世界初のワンセグ/地デジラジオ受信可能な携帯端末を開発

ピクセラは、移動体向けの地上デジタルテレビ放送「ワンセグ」と、地上デジタルラジオ、アナログFM放送の3波受信に対応した携帯受信機を開発したと発表した。

今回開発した受信機はワンセグ、デジタルラジオともに映像・音声放送の受信/表示/再生に対応。デジタルラジオでは1セグメント放送と3セグメント放送の受信に対応している。また、両放送ともにデータ放送の受信も可能。

H.264のデコードに対応し、動画放送の受信に対応。ワンセグ放送ではCプロファイルのデータ放送、デジタルラジオではP2プロファイルのデータ放送をサポートする。また、デジタルラジオでは5.1chの放送を2chの3Dサラウンドに変換して出力する機能も備えている。

2.17型で解像度320×240ドットのTFT液晶を搭載し、デジタルラジオ簡易動画を視聴可能。

音声出力はステレオのイヤフォン出力を装備する。イヤフォンケーブルはアンテナとして機能するほか、外部アンテナ端子も備え、F栓アンテナ変換ケーブルも付属する。

外形寸法は136.5×55×25.5mm(縦×横×厚さ)。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリ。

ワンセグの放送開始は2006年4月1日から。地上デジタルラジオは早ければ2006年中に東京・大阪でスタート、全国展開は2011年を予定している。デジタルラジオ受信につきましては、本放送開始にあわせて正式対応する予定。

2006年5月頃直販サイトでの発売を予定しており、価格は未定。

<コメント>
このサイトで取り上げている音楽配信とは異なるが、新たな音楽コンテンツの接し方として紹介した。地デジやワンセグに隠れて影が薄いデジタルラジオが今後どのように活路を見出していくのか興味深い。

関連リンク:ピクセラの発表リリース

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