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オンキヨー、Viiv対応PCを発表

オンキヨーは、インテルが提唱するAV機能を重視した新プラットホーム「Viiv」に対応したPC「Integrated Media Center」(仮称)を今春に国内と米国で発売すると発表した。

Integrated Media Centerは、同社とインテルの技術/資本協力で開発、商品化したもの。HD映像や7.1ch音声などの受信/記録/再生といったAV機能を搭載したPCで、独自のアナログ波形生成技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」も採用する。

テレビチューナはデジタル/アナログ放送に対応。HDDは400GB。OSはWindows Medeia Center Editition 2005で、リモコンによる操作が可能となっている。

光学ドライブはDVD±R/RWやDVD-RAM、2層DVDに対応し、DVDオーディオ再生もサポートする。MPEG-1/2/4やWMV-HD、H.264、AAC、MP3などの再生にも対応。そのほか、独自のネットワークAVデータ配信プロトコル「Net-Tune」に対応し、外部機器とファイルの共有も可能となる。

映像出力としてD4、DVI、S映像、コンポジット、アナログRGBを搭載。音声出力は光デジタル、アナログ音声(VLSC対応)、アナログ7.1ch。また、S映像/コンポジットの映像入力やDV入力、アナログ音声入力も装備する。

<コメント>
Viivはホームネットワーク内でのデジタルコンテンツ保存/再生用途にもパソコンを利用してもらおうというインテルのブランド戦略と言える。そこでは、これまでのゲーム用途や事務用途とは異なり、本体の静粛性やコンテンツの再生品質がポイントとなる。そうしたパソコンの弱かった部分をオーディオ専業メーカーが補完するという構図はとても興味深い取り組みと言える。

関連リンク:オンキヨーの発表リリース(PDF)

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