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NTTBP、HOTSPOTの運用でNTT Comと合意

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com)が提供する無線LANサービス「ホットスポット」用の無線LAN基地局(AP)の保有及び運用を行うことについて、NTT Comと合意したと発表した。

これに伴い、NTTBPは、NTT Comより一部のAPを譲り受けるとともに、NTT Comがサービス展開を図るエリアにおいて、効率的かつ迅速なAP構築及び運用を行うとしている。なお、NTT Comの「ホットスポット」に契約しているユーザーは、今後も従来と変わらず利用できる。

すでにNTTBPでは、独自の公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」を2005年12月に終了、NTT東西の「フレッツ・スポット」とNTTドコモの「Mzone」がNTTBPによる基地局運営に合意しており、サービス間でのアクセスポイント共有化を進めていた。

また、NTT Comは、NTTBPの事業展開を円滑に進めることを目的として、NTTBPの株式を所有するNTT東日本、NTT西日本、NTTドコモと、株式譲渡契約を締結し、発行済株式総数の22%を取得することを各社と合意している。

<コメント>
元々、NTTグループ内で複数の無線LANサービスが乱立し、それぞれで保有・運用していた非効率を正すもの。そこには新たなインフラ事業の主導権をグループ内で持ちたいという思惑があり、それだけの期待があったことを意味している。

関連リンク:NTTBPの発表リリース

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