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J:COM、一戸建て向け100Mbps超のインターネット接続サービス実験

ジュピターテレコム(J:COM)は、2006 年3 月下旬からケーブルテレビのHFC(光同軸ハイブリッド)ネットワークを利用した一戸建て・小規模集合住宅向け100Mbps 超の高速インターネット接続サービスの商用化を視野に入れた実験を開始すると発表した。

実験は、DOCSIS 3.0で採用を予定する複数の信号を束ねて高速化を図るチャネル・ボンディング技術を実装した、センター設備とCATVモデムを採用して行なわれる。また、実験ととももに、付加サービスの検証も実施するとしている。

複数の機器メーカー・ベンダーの協力を得て、アットネットホーム(@NetHome)と関西マルチメディアサービス(KMS)のCATV向けISP2社と共同で2006年の夏から秋にかけてJ:COM サービスエリアの一地域を選んでフィールドトライアルを行い、その結果と市場の動向を見すえ超高速インターネット接続サービスの商用化を検討する予定としている。

なお、J:COMでは、20戸程度以上の集合住宅を対象にしたC.LINKによる上下100Mbpsのインターネット接続サービス「J:COM NET 光」の提供を2005年7月に開始済みとなっている。

<コメント>
FTTHが急速に普及を始めている中、CATVもデジタル放送など放送サービスが導入のきっかけとなるタイミングでネット接続サービスの高速化を図って行く必要がある。そうでなければ、FTTH経由の動画サービスにデジタル放送が取って代わられる危機感は持たなければならない。

関連リンク:ジュピターテレコムの発表リリース(PDF)

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