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ケーブルウエストなど、最大300Mbps超のインターネット接続サービス実験

ケーブルウエスト、ベイ・コミュニケーションズ(ベイコム)と、伊藤忠テクノサイエンス(CTC)の3社は、シスコシステムズが開発した「Wide Band DOCSISテクノロジー」を使用して、従来の同軸ケーブル上において最大300Mbps超の高速ケーブルインターネットサービスを可能にする実証実験を2006年4月に実施すると発表した。

Wide Band DOCSIS テクノロジーは、ケーブルインターネットの仕様であるDOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specification)をベースに、シスコシステムズが開発した技術。

DOCSISチャンネルを最大25チャンネル束ねることにより、新たに光ファイバーを敷設する必要も無く、既に各家庭内に引き込まれている同軸ケーブルをそのまま利用して、理論上、最大通信速度1Gbpsを実現することが可能となっている。

ケーブルウエスト及びベイコムでは、本テクノロジーを用いた実証実験、技術検討を行い、2006年中に100Mbps超の高速ケーブルインターネットサービス開始する予定としている。

なお、ケーブルウエストではc.LINK技術を利用したサービスの商用化検討も行なっていくとしている。

<コメント>
FTTHが急速に普及している中、CATVの放送サービスとのセットという利点を生かすためにもネット接続のさらなる高速化が望まれている。

関連リンク:ケーブルウエストの発表リリース

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