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松下、SDステレオシステム「D-dock」2機種を発表

松下電器産業は、SDカードスロットを備えたミニコンポ「D-dock(ディー・ドック)」シリーズ2モデル「SC-PM730SD」「SC-PM930DVD」を2006年4月21日に発売すると発表した。

対応音声圧縮方式はSD-Audio(AAC)。SDカードスロットを備え、音楽CDからSDカードへAAC形式でダビングできる。ビットレートはXP(128kbps)、SP(96kbps)、LP(64kbps)。SD-Audio形式で録音できるため、同社の音楽プレーヤー「D-snap Audio」や、対応携帯電話で再生可能。音楽配信サービス「MOOCS」で購入した楽曲をPCからSDカードにムーブし、そのSDカードをD-dockで再生することもできる。

SC-PM730SDは、SDカードに加え、CDとMDデッキ、カセットデッキも内蔵したモデル。CDドライブは5枚のチェンジャーとなっている。

CDからMD、テープへの録音も可能で、CDからMDでは最大6倍速ダビングが可能。CDからSD/MDへの連続録音もサポートする。MDからSDカードへの録音は等速となる。また、ラジオのSD/MD/テープ録音も可能。

高音質化技術として、圧縮時に失われた高音成分を補完する「AACリ.マスター」を内蔵。アンプ部の最大出力は25W×2ch、スピーカーの各ユニットを別々のアンプでドライブするバイアンプ駆動方式を採用する。

メインユニットの外形寸法は175×344×247mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.7kg。付属スピーカーは2ウェイ。ウーファは10cm径のPPアラミドファイバーウーファと、ツイータには6cm径のリングシェイプドドーム型を採用。外形寸法は、144×200×249mm(同)、重量は約2kg。

カラーリングはシルバー、ホワイト、ブラックの3色。

SC-PM930DVDは、DVDとSD、MDデッキを内蔵したモデル。ドライブはPM730SDと同様に5枚チェンジャーとなっており、DVDビデオだけでなく、DVD±R/RW、DVD-RAMの再生にも対応。

CDからSD/MDへの録音が可能で、CDからSDへは最大5倍速、MDへは最大7倍速で録音できる。主な仕様はPM730SDと同じ。アンプ部の最大出力は25W×2ch。FM/AMチューナも内蔵している。また、映像出力としてD2端子も備えている。

メインユニットの外形寸法は175×344×261mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.5kg。 スピーカーは3ウェイ、3スピーカーで、ウーファは10cm径。ツイータは1.9cm径のソフトドームタイプ。スーパーツイータは1.5cm径のドームタイプを採用している。外形寸法は145×230×263mm(同)で、重量は約2.5kg。

カラーリングはシルバー、ブラックの2色。

価格はいずれもオープン。

<コメント>
D-Dockは前モデルからHDDを割愛したモデルとして登場。大容量化が進むSDカードでHDDの用途は置き換えられるとの判断なのか、単純に低価格モデルとしての位置づけなのかが不明確。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース

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