トップページ»技術情報»東芝gigabeat HDDオーディオ・プレーヤに、フリースケール製プロセッサ採用
東芝gigabeat HDDオーディオ・プレーヤに、フリースケール製プロセッサ採用
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、東芝のハードディスク・ドライブ(HDD)オーディオ・プレーヤgigabeat(ギガビート)Sシリーズ(2006年4月10日発表)にフリースケール・セミコンダクタの「i.MX31L(アイドット・エムエックス31エル)」アプリケーション・プロセッサならびにパワー・マネジメントIC「MC13783」が採用されたことを発表した。
i.MX31およびi.MX31Lマルチメディア・アプリケーション・プロセッサは、パワー・マネジメント、セキュリティ・マネジメント、DRM(Digital Rights Management)、および画像処理技術など、高性能ビデオ、オーディオ、および3Dゲーム・コンテンツを処理するために必要な機能を搭載する。これらのプロセッサは、フリースケールのSmart Speed技術をベースとしており、低消費電力と、MHzクラスのプロセッサを超える高性能を両立させている。
MC13783パワー・マネジメント・デバイスは、世界で最も集積度の高いパワー・マネジメントおよびユーザ・インタフェース(PMUI)チップ。システム・パワーを最適化し、多くのパワフルなオーディオおよびマルチメディア機能を制御することができる。
<コメント>
こうしたポータブルプレーヤーの構成部品が公表されることも珍しくなくなってきた。パソコンにおけるCPUのようなものだが、パソコンが主要部品を揃えればほぼ同じ性能を引き出せるのに比べ、オーディオ機器は最終的な音を出力するためには部品を揃えるだけでは済まない点が異なり、この点は踏まえておかなければならない。
コメント&トラックバック
トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2006/04/24/191/trackback/