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イー・アクセス、モバイルWiMAXの屋外実証実験に向けた実験用無線局免許を申請

イー・アクセスは、広帯域移動無線アクセス技術のひとつであるモバイルWiMAX(IEEE802.16e)の実証実験に向けた実験用無線局免許を、総務省へ申請したと発表した。

予定されている実験では、2.5GHz帯電波伝搬、伝送速度、周波数利用効率などの項目のほか、ハンドオーバー・モバイルIP技術を含む移動性、さまざまなアプリケーションの適用についても行なわれる予定。都内で2006年6月から1年間を実験期間として予定している。

総務省が進めている2.5GHz帯における広帯域移動無線アクセス技術について、フィールド実験を通じて測定データを取得、作業班に提出することで積極的に貢献していくとしている。

また、イー・アクセスでは米WiMAXフォーラムのプリンシパル会員として標準化完了に向け貢献しているとしいる。

<コメント>
アッカに続いてWiMAXでの2.5GHz帯への事実上の参入意欲を示したものと受け止められる。イー・アクセスとしてはTD-CDMA方式で2007年に携帯電話事業をスタートさせる予定になっており、その事業との棲み分けが懸念される。

関連リンク:イー・アクセスの発表リリース

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