トップページ»インフラ情報»BBモバイル、1.7GHz帯の携帯事業認定書を返納

BBモバイル、1.7GHz帯の携帯事業認定書を返納

ソフトバンクグループにおいて携帯電話事業を展開するBBモバイルは、総務省に対し1.7GHz帯周波数における特定基地局の開設に関する計画の認定書の返納を申し出たことを発表した。

BBモバイルは、2005年11月10日付で1.7GHz帯周波数を使用する「特定基地局の開設に関する計画」について認定を受け、携帯電話の新規参入事業者としてソフトバンクグループにおけるワイヤレスブロードバンドの本格的な展開を実現する新サービスの提供に向けて準備していた。

しかし、2006年4月27日にボーダフォンの買収が完了し、状況が特定基地局開設計画認定時の前提から変わったため、総務省へ「特定基地局の開設に関する計画の認定書」の返納を申し出たもの。

<コメント>
新規参入予定だったのはBBモバイルとイー・モバイルの2社。ソフトバンクがボーダフォン買収という想定外の離れ業を見せたことで、新規参入の前提が崩れ、そのまま割り当てられた周波数を使って事業を開始することはビジネス的にも道義的にも無理であることは自明の理。順当な対応と言えるだろう。

関連リンク:ソフトバンクの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2006/04/28/195/trackback/