SCEI、PS3を2006年11月11日に発売

ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCEI）は、「プレイステーション 3（PS3）」を2006年11月11日に日本国内で発売すると発表した。

内蔵HDD容量は20GBと60GBの2モデル。

本体仕様としては、CPUにIBM、ソニーグループ、東芝が共同開発した「Cell」を、GPUには「RSX」を採用する。メインメモリは256MB、VRAMは256MB。

また、ブルーレイディスクROM（BD-ROM）やDVD/CD/SACDの再生に対応した光学ドライブを搭載する。HDDは2.5インチで、接続はシリアルATA。

映像出力は本体解像度は480i/480p/720p/1080i/1080p。音声出力フォーマットはドルビー5.1ch/DTS/LPCMなど。

本体入出力端子のうち、次世代HDMI×1ポート、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、メモリースティック/SD/CF対応スロットは、60GBモデルのみ標準搭載される。

それ以外の入出力端子は共通で、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1ポート、USB 2.0×4ポート、D5出力に対応したAVマルチ出力×1ポート、光デジタル出力×1ポート、Bluetooth 2.0（EDR）を搭載する。

本体サイズは約325×274×98mm（幅×奥行×高）で、約5kg。

本体色はクリアブラック、価格は20GBモデルが62,790円、60GBモデルがオープンプライス。

＜コメント＞
次世代ゲーム機と称されるPS3は、デジタルコンテンツ端末としての性能も併せ持つ。そのためネットワーク機能とHDDは不可欠だったと言える。それに加えてSACDまでサポートするとは、そのオーディオ性能にも期待ができる。

関連リンク：ソニー・コンピュータエンタテインメントの発表リリース（PDF）