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ソニー、音楽管理用アプリの最新版「SonicStage CP」を発表

ソニーは、パソコンに楽曲を取り込みウォークマンなどのデジタルミュージックプレーヤーに転送できる音楽管理用のアプリケーションソフトウエア「SonicStage(ソニックステージ)」の最新版として、「SonicStage CP(ソニックステージ シーピー)」を2006年5月25日より無償提供を開始すると発表した。

音楽圧縮方式として従来のATRAC、ATRAC Advanced Lossless、MP3、WMA、WAV形式に加え、新たにAAC形式ファイルに対応。なお、著作権で保護されたWMA及びAACファイルには対応しない。

“ウォークマンAシリーズ”「NW-A3000/A1000/A1200」に搭載し、再生中のアーティストに近いジャンルの他のアーティストや曲を紹介する「アーティストリンク」機能が、パソコンにインストールした「SonicStage CP」上でも利用できるようになった。

“ウォークマンAシリーズ”に搭載している「イニシャルサーチ」によるスピード検索、「よく聞くシャッフル」「タイムマシンシャッフル」などのインテリジェントシャッフル再生のほか、「自動レーティング(☆評価)」機能・「最近転送したアルバムサーチ」機能・「再生履歴表示」など、インテリジェンス性の高い様々な機能のすべてをサポートする。

対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとXP MCE。対応するプレーヤーはウォークマンAのほか、HDD搭載ウォークマンの「NW-HD/Eシリーズ」、PSP、メモリースティックウォークマン、Hi-MD/Net MDをサポートする。ただし、「インテリジェント機能」に対応するのはNW-A3000/A1000/A1200のみ。

また、SonicStage CPの公開に合わせ、ウォークマンAシリーズの「NW-A1000」と「NW-A1200」、「NW-A3000」でもAACの再生が可能になるアップデートプログラムも2006年5月25日より無償公開。バージョンは1.0.04。アップデートを行なうことで、ウォークマンA側もSonicStage CPに対応する。

<コメント>
このところのソニーのマルチコーデック戦略に沿った形でのソフトウェアとハードウェアのアップデート。これをもっと早くやっていれば、と考えるのはたやすいが、音楽配信サービスには対応していない点は、使い勝手から見た場合にはまだ物足りないと言える。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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