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パイオニア、音楽配信対応のカーナビゲーションシステム「サイバーナビ」を発表

パイオニアは、HDDカーナビゲーションシステム「サイバーナビ」の新モデルとして、7型ワイドVGA液晶を採用したインダッシュディスプレイのHDDナビ2機種など計5モデルを2006年5月下旬より順次発売すると発表した。

AVIC-VH009MD/VH009は、7型ワイドタッチパネル液晶搭載のインダッシュディスプレイとDVD/CDデッキ、HDDナビゲーションを搭載したAVナビシステム。AVIC-VH009MDはMDデッキも備える。

1DINのディスプレイ部と1DINのナビゲーション部で構成し、別売ケーブルを用いることで分離して設置することも可能。着脱可能なHDD「ブレインユニット」を採用し、容量は前モデルの30GBから40GBに強化。また、新たにジャストシステムの音楽管理/転送ソフト「BeatJam」や、音楽配信サービス「エニーミュージック」にも対応した。

取り外したHDDを付属のリビングキットに入れ、PCと接続できる。BeatJamは専用のバージョンが付属し、MoraやYahoo! ミュージックダウンロード」などの配信サイトで購入したATRAC形式の楽曲が転送できる。

また、エニーミュージックを利用し、リビングキットを直接インターネットに接続。テレビなどにつないで操作し、直接楽曲をHDDにダウンロードできる。

MP3/WMAの楽曲転送が可能なPC用ソフト「ナビスタジオ Ver.2」にも対応。ドライバーの気分に合わせて自動的に選曲して再生する「フィーリングプレイ」機能も備える。

800×480ドット7型ワイドディスプレイを搭載。DVD/CDドライブ部はDVDビデオのほかにDVD-R/RWやCD-R/RWディスクの再生も可能。対応ファイルとして、動画ではDivXもサポート、音楽ではMP3、WMA、AACの再生も可能。

アンプ出力は50×4ch。5.1マルチチャンネルプロセッサを内蔵するほか、車内の音響特性に合わせた5.1/2chのチューニングを自動で行なう「オートタイムアライメント&オートイコライザ」も搭載する。

価格はAVIC-VH009MDが357,000円、AVIC-VH009が336,000円。発売は2006年6月上旬。

AVIC-XH009は、VH009と同じDVD/CDデッキや地上アナログテレビチューナ、40GBのブレインユニットなどを搭載する1DINユニットと、オンダッシュの7型ワイドディスプレイのセット。AVIC-H009はディスプレイを同梱しないモデル。

ディスプレイ部以外の機能はAVIC-VH009と共通だが、アンプは省かれている。音楽配信サービス対応のミュージックサーバ機能も搭載。

価格はAVIC-XH009が304,500円、発売は2007年6月下旬。AVIC-H009が210,000円、発売は2006年6月上旬。

AVIC-ZH009は、同じく7型ワイドのディスプレイやDVD/CDデッキなどを搭載する2DINのナビゲーションユニットで、HDDも内蔵するがブレインユニットとして取り外しはできず、リビングキットも付属しない。

<コメント>
音楽を聴く場所として大きな割合を占めるのが車内。ポータブルプレーヤーを既存カーナビ・カーステレオに接続するのは音質が期待できないし、コンテンツを保存できるカーナビ・カーステレオでは家庭内とのコンテンツの共有に面倒な作業を必要とする難点があった。ここでは、「ブレインユニット」と呼ぶハードディスクに可搬性を与えることで共有を容易なものにしている。

関連リンク:パイオニアの発表リリース

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