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米Creative、iPodがZen特許を侵害とAppleを提訴

米Creative Technologyは、同社が販売しているポータブルオーディオプレーヤー「Zen」のユーザーインターフェイスに関する特許を、米Apple Computerが侵害しているとして、米国際貿易委員会に対して調査とiPodの販売差し止め命令を求めたと発表した。

さらにカリフォルニア州地方裁判所においても、Appleに対する差し止め命令と損害賠償を要求する訴訟を起こしている。

Creativeは2005年8月に、Zenのユーザーインターフェイスに関連した特許「Zen Patent」(特許番号6,928,433)を取得している。これは、選曲などの操作が効率的かつ直感的に行なえるというインターフェイスを指すもので、Zenだけでなく、「NOMAD Jukebox」などのプレーヤーでも採用されている。

同社では、この取得した特許をiPodやiPod Nano、iPod miniも採用していると主張しているもの。

<コメント>
発売時期から言えば、NOMAD Jukeboxの方がiPodよりも早かったし、そのインターフェースは当時のディスプレイの解像度を十分に生かしたものであった。特許内容の詳細は分かりかねるが、まったくの根拠がないとも言えず、今後が注目される。

関連リンク:Creative Technologyの発表リリース

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