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au、LISMO対応の携帯電話’06夏モデルを発表

auは、携帯電話の2006年夏モデルとして、「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)対応のCDMA 1X WIN端末5機種を2006年6月上旬より順次発売すると発表した。

W42Sは、ソニー・エリクソン製の携帯電話端末。国内向け携帯電話として初めて、ソニーの“ウォークマン”ブランドを採用、新開発の音楽再生用チップ「Mobile Music Enhancer」を内蔵。

音楽データ保存用に1GBの専用メモリを搭載。30時間の連続音楽再生に対応し、ステレオイヤフォンも同梱している。また、メモリースティックPRO Duoスロットも装備。4GBメモリまで追加できる。

対応音声圧縮方式はHE-AACで、音楽配信サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE(LISMO)」に対応。付属のPC向けソフト「au Music Player」を利用してCDをリッピング/転送できるほか、音楽配信サイト「LISMO Music Store」で購入した楽曲も転送可能。

ATRAC3の再生にも対応しており、楽曲管理/転送ソフトの「SonicStage CP」も付属する。ただし、「SonicStage CP」からは、メモリースティックのみへの保存/再生となる。ただし、再生時は本体メモリ内の楽曲とメモリースティック内の楽曲を一括して表示/再生できる。

本体下部にウォークマンスティックをベースしているという「ミュージックシャトル」を搭載。中央の突起を長押しすると専用ソフト「シャトルプレーヤー」が立ち上がり、ビジュアルエフェクトや着せ替えカラーなどを表示しながら楽曲再生ができる。シャトルボタンはひねることができ、早送り/早戻し、曲送り/戻しも可能。

マイク付きのリモコンを備え、主な音楽操作が可能。リモコンにはステレオミニの出力も備えている。本体にはステレオスピーカーも備えている。音質面ではバーチャルサウンドシステムの「DVX」や、音漏れ防止の「AVLS機能」も装備。圧縮音楽の失われた高音域を補完する「harmonic tune」も利用できる。

アナログのFMチューナも内蔵。24色に発行するイルミネーション機能やPCサイトビューワー、赤外線通信機能も装備。

メインディスプレイは約2.2インチで、解像度は240×320ドット。カメラは有効画素数125万画素。外形寸法は49×26×106mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は123g。連続通話時間は約200分、連続待受時間は約250時間。

カラーバリエーションは、カラーリングはスパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイトの3色。

W44Tは、1GBメモリを内蔵する東芝製端末。

LISMOに対応し、対応音楽ファイルの再生が可能。また、Bluetoothレシーバが付属し、音楽やFMのワイヤレス伝送が行なえる。レシーバで楽曲の曲送り/戻しなどの操作も可能。

連続再生時間は約19時間。なお、レシーバの電源は単4電池1本で、連続使用時間は約5時間。マイクは内蔵しておらず、Bluetoothのハンズフリー機能は利用できない。

メインディスプレイは約2.6インチで、解像度は240×320ドット。カメラは有効画素数320万画素。折りたたみ時の外形寸法は約108×51×21mm(縦×横×厚さ)、重量は約139g。

カラーバリエーションは、マーズレッド、コメットブラック、プレアデスシルバー、ネプチューンブルーの4色。

W42Kは、アナログテレビチューナも備える京セラ製端末。

LISMOに対応し、対応音楽ファイルの再生が可能。3Dサラウンド「DiMAGIC Virtualizer X」(DVX)対応スピーカーを採用。本体と同色のマイク付きリモコンで楽曲再生時の操作も可能。

テレビ機能では、EPGからの番組視聴予約が可能。データフォルダへの録画も行なえる。さらに、放送中の楽曲情報を検索することもできる。

メインディスプレイは約2.4インチのモバイルASV液晶で、解像度は240×320ドット。カメラは有効画素数131万画素。折りたたみ時の外形寸法は約98×51×24mm(縦×横×厚さ)、重量は約128g。

カラーバリエーションは、セレナイトホワイト、フローライトピンク、ゼノタイムオレンジ、グラファイトブラックの4色。

W42CAは、耐衝撃性に優れたカシオ製「G’zOne TYPE-R」端末。

LISMOに対応し、対応音楽ファイルの再生が可能。IPX7(旧JIS保護等級7)相当の耐水・耐衝撃機能を搭載。常温で水道水、静水で水深1mの水槽に沈めた場合で約30分間放置しても電話機としての性能が保たれるとしている。

メインディスプレイは約2.4インチで解像度は240×320ドット。カメラは有効画素数207万画素。折りたたみ時の外形寸法は約117×53×29mm(縦×横×厚さ)、重量は約155g。

カラーバリエーションは、ボルケーノオレンジ、マナウスグリーン、グレイシャーホワイトの3色。

W42Hは、日立製端末。

LISMOに対応し、対応音楽ファイルの再生が可能。待ち受け画面やアドレス調、配色をセットで切り替えられる「Wシーン機能」を装備。プライベート用のメニューや住所録などを、特定ボタンの長押しで切り替え可能。

メインディスプレイは約2.4インチで解像度は240×320ドット。カメラは有効画素数207万画素。折りたたみ時の外形寸法は約100×50×25mm(縦×横×厚さ)。重量は約120g。

カラーバリエーションは、オニキスブラック、マイカホワイト、クォーツオレンジの3色で、付け替え可能な「カスタムバングル」を本体カラーに合わせ、各3種類付属する。

<コメント>
PC向けの音楽配信サービス「LISMO」が動き出してから最初のシーズンモデルの登場。特別なモデルのみ対応とせず、逆に非対応モデルがひとつだけという徹底ぶりは、ドコモにはない積極性としてシェアを追う側の勢いを感じさせる。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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