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KDDIと東京電力、トリプルプレイ対応のFTTHサービス「ひかりone」を発表

KDDIと東京電力は、通信事業における包括的な提携に基づき両社が協力して提供するFTTH統合サービスを「ひかりone」という新しい名称のもと、2006年6月1日より本格的に提供開始すると発表した。

ひかりoneは、KDDIのCDNと東京電力の光アクセスネットワークを利用したFTTHサービス。1GBの光ファイバを分岐するGE-PON技術を採用し、戸建ておよび集合住宅の3階以下のユーザーを対象とした「ひかりoneホーム」を提供する。KDDIの「KDDI光プラス」戸建て向けプランもひかりoneホームに統合する。

また、これまでKDDIが集合住宅向けに提供していた「光プラスマンション」は、「ひかりoneマンション」と改称してサービスを提供する。

サービスは各ISPを通じて提供し、2006年6月1日からはDIONが対応サービスを開始するほか、DTI、@nifty、BIGLOBEも対応を予定。今後も対応ISPは順次拡大していく。

DIONのひかりone対応プランは、インターネット接続サービス、0AB~J番号対応のIP電話サービス、STBを利用したテレビ向け映像配信サービスを用意。

料金はインターネットのみの場合は6,720円で、3サービスすべて利用する場合は9,765円。ONUやSTBなどの利用料金も含まれている。このほか利用に際しては一時金として初期費用31,500円、登録料3,150円が必要となる。

なお、東京電力が提供している「TEPCOひかり」については同名称にて継続して提供するとしている。

<コメント>
提携が発表されて以降、ようやく新たなサービスブランドとしてFTTHサービスが発表された格好。発表内容を見る限りでは、KDDIが主導している印象が強く感じられる。FTTHで選考しているNTTにどこまで対抗できるか注目される。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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