リッスン、「ファミ通.com」で日本初のCD付き音楽配信を開始

リッスンジャパンは、エンターブレインとの提携によるゲームミュージック専門の音楽配信サービス「ファミ通.com ゲームミュージックダウンロード」において、2006年6月14日からCD付きの音楽配信を開始すると発表した。

オンラインで先行配信されるアルバムの楽曲を一括購入すると、後日同じ楽曲の入った製品版CDが届けられる。リッスンジャパンではCD付きの音楽配信は日本初としている。なお、2006年7月13日までの期間限定配信となる。

配信されるタイトルは、日本ファルコムのパソコン用ゲーム「英雄伝説 空の軌跡SC」のサウンドトラック。ダウンロードした楽曲の内容と、届けられる製品版CDの内容は同じだが、ダウンロード版には購入特典として、ジャケット写真や歌詞などが見られる「デジタルブックレット」が付属している。

価格は全44曲で3,129円。

＜コメント＞
音楽配信がどんなに高音質になってどんなに普及しようとも、音楽CDを持ちたいというユーザーニーズがなくなることはないだろう。逆に、そのニーズがないレベルの音楽には魅力がないと考えるべきだ。ただ、このサービスに関して言えば、ゲームミュージックファンのコレクションニーズに甘えたものでもあるし、価格設定もほぼ音楽CDのみでダウンロードの分は無料とも受け止められるレベルであることには違和感が残る。

関連リンク：リッスンジャパンのニュースページ