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松下電器、4GB SDHCメモリーカードを発売

松下電器産業は、SDカードアソシエーションが新たに策定したSDメモリーカードの新規格Ver.2.00に準拠した、4GBタイプのSDHCメモリーカード「RP-SDR04GJ1K」を2006年7月25日に発売すると発表した。

「SDHC」は、SD Card Association(SCA)により、2006年初頭に完了したSDメモリーカード規格Ver,2.00に対応したカードの名称。

カードの形状や著作権保護機能などは従来のものと同じだが、ファイルシステムがこれまでのFAT16/12からFAT32に変更。従来の最大容量である2GBを越え、最大32GBまでの大容量化が可能となった。ただし、ファイルシステムが変更されるため、FAT12/16にしか対応していない従来のカードリーダなどでSDHCメモリーカードを読み書きすることはできない。

さらに、Ver,2.00では動画の連続的な記録に適したカードの性能区分として、転送速度の最低速度保証値を“クラス”として定義。「RP-SDR04GJ1K」は「Class2」に分類。最大5MB/secの速度性能を持つ。

カードの外形寸法は32×24×2.1mm(縦×横×厚さ)で、重量は約2g。価格はオープン。

<コメント>
年初から開発のリリースはあったが、今回はようやく製品のリリース。大容量化に伴い、機器の対応も問題になることから、当初は混乱も予想される。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース

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