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三洋電機とノキアが新会社の設立見送りで合意

三洋電機とフィンランドのノキアは、CDMA携帯電話事業における新会社設立を見送り、交渉を終了させたと発表した。

両社は2006年2月、CDMA方式の携帯電話事業を行なう新会社設立に向けて、交渉を行なっていると発表していた。

理由について、両社による交渉及び詳細に亘る検討の結果、三洋電機及びノキアは、新会社を設立するよりも他の選択肢を個別におこなう事が、両社のCDMA携帯電話事業にとってより適切であるとの結論に達したものとしている。

<コメント>
国内携帯電話メーカーは、ほとんどが国内のみを市場としており、世界的な存在感は薄く、比較的少ない生産台数のために量産効果がコストに反映できず利益を圧迫している状況にある。そのため、国内でもシェアの少ない携帯電話メーカーは買収も含めた再編の噂が絶えない。その最たる三洋電機が事実上の事業再編に失敗したと見られる今回の発表は、今後の事業継続に懸念を抱かせるものとなっている。

関連リンク:三洋電機の発表リリース

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