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ワンセグに対応した東芝gigabeatに、フリースケール製プロセッサ採用

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、東芝の「ワンセグ」デジタル・テレビ放送に対応したデジタル・オーディオ・プレーヤー「gigabeat V30T」(2006年5月30日東芝発表)にアプリケーション・プロセッサ「i.MX31L(アイドット・エムエックス31エル)」ならびにパワー・マネジメントIC「MC13783」が採用されたことを発表した。

東芝の「gigabeat V30T」は、3.5インチTFTカラー液晶を搭載し、屋外でも地上デジタル放送を快適に楽しむことができる携帯型のパーソナル・エンターテインメント・プレーヤ。フリースケールのi.MX31Lマルチメディア・アプリケーション・プロセッサは、GHzクラスのプロセッサに匹敵する高性能なプロセッサとして、マルチメディア再生を担っている。またパワー・マネジメントIC「MC13783」との組み合わせにより、バッテリーの長時間駆動に寄与している。

両チップとも2006年4月に発売された東芝製HDDオーディオプレーヤー「gigabeat S30/60」にも採用されている。

<コメント>
チップをはじめとする部品メーカーも目に見える段階の製品で採用されたことをリリースとして発表するケースが増えている。それにより受注を増やすという直接的な目的の他に、株主や新卒・中途採用含めた入社希望者向けに実績を具体的に示すという効果も狙っていると考えられる。

関連リンク:フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの発表リリース

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