クリエイティブ、4.3型ワイド液晶を搭載した「ZEN VISION W」を発表

クリエイティブメディアは、4.3型ワイド液晶を搭載したポータブルメディアプレーヤー「ZEN VISION W」を2006年9月下旬より発売すると発表した。

内蔵HDD容量は、30GBと60GBの2モデル。Type I/II対応のCFカードスロットも搭載する

対応音声圧縮方式は、MP3（～320kbps VBR可）、WMA（～320kbps）、WAV（～16ビット/48kHz）。PlaysForSureおよびWindows Media DRM 10をサポートし定額制音楽配信サービスも利用できる。

8種類のプリセット、5バンドのカスタムに加え、スマートボリューム、バスブーストも備えたイコライザーを搭載。ワールドワイド対応FMラジオチューナや、ボイスレコーダ機能も内蔵。ボイスはIMA ADPCM 4bit/16kHzのモノラルで録音が可能。

本体に出力30mWのモノラルスピーカーを内蔵。ステレオヘッドフォン出力も装備し、付属のケーブルで、コンポジット映像/ステレオ音声の外部出力として利用できる

4.3型 バックライト付きワイドカラー液晶ディスプレイ（480×272ピクセル、262,144色）を搭載、MPEG-1/2/4、WMV9、MotionJPEG、DivX 4/5、XviDの動画再生、1,600万画素のJPEG画像の表示が可能。CFカード内のJPEG画像をZEN VISION Wに直接取り込み可能。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。電源は充電式リチウムイオンバッテリー。連続再生時間は、音楽が約13時間、動画が約4.5時間。

外形寸法は、約134mm x 75mm x 26.4mm/約134mm x 75mm x 22mm（60GB/30GB、幅x高さx奥行き）、約297/276g（60GB/30GB、内蔵バッテリー含む）。

価格はオープン。

＜コメント＞
16:9のアスペクト比の大画面モニターを搭載するプレーヤーは、もっぱらフォトビューワーを想定したものと考えられるが、同日発表されたモデルのようにUSBホスト機能は搭載しておらず、代わりにCFスロットを備える。より高級なデジタルカメラユーザーを見込んでいるのかもしれないが、ターゲットをきちんと想定しておかないと、分かりにくいばかりになってしまう。

関連リンク：クリエイティブメディアの発表リリース