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ビクター、フラッシュメモリ内蔵ミニコンポシリーズを発表

日本ビクターは、フラッシュメモリを内蔵したミニコンポ「メモリーコンポ」シリーズ3製品を2007年9月下旬より順次発売すると発表した。

全モデルで1GBのフラッシュメモリを内蔵し、CDやMDなどの音源をMP3/WMA形式で最高4倍速で録音可能とした。録音モードはMP3がHQ(192kbps)/SP(128kbps)/LP(64kbps)、WMAがHQ(128kbps)/SP(96kbps)/LP(64kbps)。

いずれもUSBホスト機能を装備し、接続した携帯電話にメモリーコンポでリッピングしたWMA形式の楽曲を直接転送できる。対応携帯電話はNTTドコモ903/904/704/703シリーズのWMA再生対応モデル。なお携帯電話からコンポへの再転送には対応しない。

また、携帯電話を使って楽曲情報を取得できるトランステクノロジーの「Magic Sync(マジックシンク)」を採用、接続した携帯電話のパケット通信機能を用いて、ネット経由でCDやリッピングした音楽ファイルの楽曲情報を取得できる。

4行の大型ディスプレイはライトブルー/ピンク/オレンジ/ブルー/イエロー/グリーン/パープルの各色に点灯。フォルダに[カラー]を割りあてて、ブルーのフォルダに録音などと覚えることで、楽曲情報などを確認せずに、「色」で楽曲検索を行なえる「カラーフォルダ機能」も搭載している。

USB端子を装備し、USBメモリやストレージクラス対応プレーヤー内の楽曲を再生可能な「USBデジタルメディアストリーミング」に対応。さらに、同社のalneo XA-Cシリーズなどに保存したWM DRM楽曲もUSB経由でストリーム再生できる。聞き流したラジオなどを2分間さかのぼって録音できるスナップショット機能も備えている。

UX-GM70はCDとメモリー、AM/FMチューナのほか、MDデッキを搭載。ボディカラーはホワイト、シルバー、ブラックの3色を用意する。UX-GM50はCDと1GBメモリ内蔵コンポでホワイト、シルバーの2色展開となる。

MDの有無以外の本体仕様はほぼ共通で、アンプ部出力は20W×2ch。ライン入/出力端子やUSB、ヘッドフォン出力などを装備する。また、SDメモリーカードスロットを装備。最大2GBのSDカードを増設できる。

外形寸法/重量は、UX-GM70が165×299×200mm(幅×奥行き×高さ)/4.3kg、UX-GM50が165×299×200mm(同)/3.9kg。スピーカーは、UX-GM70が140×203×241mm(同)/2.2kg。UX-GM50が135×217×200.5mm(同)/1.8kg。価格はいずれもオープン。

スピーカー一体型のRD-M1は、ホワイト、ブラック、シルバー、ピンク、シルバーの4色をラインナップ。CDとAM/FMチューナ、メモリを搭載する。

出力は4W×2chで、スピーカーユニットは8cm径のフルレンジを採用。聞いている位置にあわせて音像を移動でき、ベストポジションで音楽を楽しめる「サウンドシューター」を搭載する。ライン入出力やUSB、ヘッドフォン出力も備えている。

外形寸法は430×250×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.6kg。リモコンやループアンテナが付属する。価格はオープン。

<コメント>
ミニコンポもデジタルオーディオの影響を無視できない状況はしばらく前からあり、そのひとつの形になっていると考えられる。ネットワーク機能などを割愛し、携帯プレーヤーとの間でだけ完結する商品コンセプトは潔いと言える。

関連リンク:日本ビクターの発表リリース(UX-GM70/50)
       日本ビクターの発表リリース(RD-M1)

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