東芝、4GBメモリ/無線LAN搭載「gigabeat T401」を発表

東芝は、ポータブルメディアプレーヤー｢gigabeat（ギガビート）｣の新ラインナップとして､無線LAN機能を搭載したgigabeat Tシリーズを商品化し､2007年9月7日より順次発売すると発表した。

ラインナップは、4GBフラッシュメモリを内蔵したスタンダードモデル｢gigabeat T401S｣3色と､無線LAN機能を搭載した｢gigabeat T401｣1色。

対応音声圧縮形式はWMA/MP3/WAV。WMA 9 Losslessの再生も可能。WM DRM 10にも対応する。

音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を搭載し、圧縮音楽作成時に、カットされた約16kHz以上の高音域データを独自のアルゴリズムで補完する「Professional」モードと、低音域を強調する「Dynamic」モードのいずれかを選択して利用できる。

2.4型/320×240ドットのTFTカラー液晶ディスプレイ（最大26万色表示）を搭載し、動画再生に対応。Windows Media Video形式の動画ファイルを転送/再生できる。対応ビットレートは800kbps以下。

OSには、Microsoftの「Windows Mobile software for Portable Media Center」を搭載。PCとはUSB 2.0で連携し、データ転送には、Windows Media Player 10/11を利用する。

T401では、IEEE 802.11b/gに準拠する無線LAN機能を搭載。インターネット上にあるポッドキャストの音声コンテンツを、PCを介さずにダウンロードして再生が行なえる。

軽量で耐久性の高いマグネシウム合金フレームを本体内部に採用、電源はリチウムイオンバッテリを内蔵。連続再生時間は音楽が約16時間、映像が約5時間。外形寸法は85.6×54×9.9mm（縦×横×厚み）、バッテリを含む重量は約58g。

T401Sのカラーバリエーションはブラック､ホワイト､レッドの3色､T401はブラックのみ。価格はいずれもオープン。T401のみ発売は2007年10月5日となる。

＜コメント＞
携帯プレーヤーにも無線LAN機能がようやく搭載。しかし、ダウンロードできるコンテンツはポッドキャスト止まり。フルコンテンツが直接ダウンロードすることもできそうだが、無料/有料の差を埋めることができなかったものと推察される。

関連リンク：東芝の発表リリース