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松下、Bluetooth機能内蔵の「D-snap Audio」上位モデルを発表

松下電器産業は、SDカードスロットを備えたデジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」シリーズの上位モデルとして、Bluetooth機能を内蔵した「SV-SD950N」を2007年9月21日に発売すると発表した。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/SD-Audio(AAC)。東芝のDRM技術「MQbic(マルチキュービック)」にも対応し、ニフティが展開している音楽配信サービス「MOOCS(ムークス)」もサポートする。WM DRMには非対応。iTunesで作成した拡張子「.m4a」のAACデータも再生できるが、iTunes Storeで購入したDRM付き楽曲には対応していない。

圧縮音楽の失われた高域を補完する「リ.マスター」を改良した「広帯域リ.マスター」を用意。アンプは新設計LSIに内蔵したデジタルアンプで、クリアな再生が行なえる。パーソナルサラウンドなどの音質効果とイコライザーで、計16種類の音質効果が選べる。

Bluetooth機能を搭載し、バージョンはVer.2.0。出力はClass2(2.5mW)。見通し通信距離は約10m。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFPをサポートする。Bluetooth対応のD-dock/携帯電話/車(カーナビ)などとオーディオ送受信が可能となっている。

MP3形式のダイレクトエンコード機能も搭載。D-snap port端子とステレオミニを変換する別売ケーブル「RP-WA100」を利用し、MDやCD、携帯電話などと接続。64/96/128kbpsのMP3形式で録音できる。

4行表示が可能な有機ELディスプレイを備えているほか、ノイズキャンセル機能も内蔵する。

パソコンとのインターフェイスは、USB 2.0。付属のケーブルを使用して接続する。SD/SDHCカードスロットを備えており、1GBのSDメモリーカードを同梱。内蔵メモリは搭載していない。

付属ソフトは「SD Jukebox Ver.6.8LE」。Windows XP/Vistaに対応する。

電源は内蔵のリチウムイオン充電池を使用。ノイズキャンセル機能をOFFにした場合の連続再生時間は約60時間。ONの場合は約40時間。Bluetoothでの送信はノイズキャンセルOFF時で約12時間、受信は約10時間。充電はUSB経由、もしくは別売のACアダプタ、D-dockとの接続で行なえる。

カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色。価格はいずれもオープン。

<コメント>
既存モデルのマイナーチェンジだが、Bluetoothを搭載したことが最大のアピールポイント。同時発表したD-Dockとの連携をワイヤレスで行える利点は大きい。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース

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