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米Sony、WM DRM対応の新ウォークマンを発表

米Sonyは、H.264/MPEG-4 AVCビデオやWindows Media DRMに対応した新ウォークマン「NWZ-A810」と「NWZ-S610」シリーズを2007年9月より発売すると発表した。

フラッシュメモリ容量はNWZ-A810、NWZ-A610ともには2/4/8GBの3モデルを用意する。

対応音声圧縮形式はWMA、MP3、AAC(DRM非対応)。WM DRMにも対応し、DRMで保護されたWMA楽曲の転送/再生も可能。楽曲の転送にはWindows Media Player 11を利用する。ATRAC形式には対応せず、同社が北米と欧州で展開してきたATRAC形式の音楽配信サービス「CONNECT」も2008年3月以降に終了する予定。

NWZ-A810は2型/320×240ドット、NWZ-S610は1.8型/320×240ドットの液晶ディスプレイを装備。いずれもMPEG-4 AVC/H.264形式のビデオ再生が可能。

NWZ-A810には高音質イヤフォン「MDR-EX082」を同梱。NWZ-S610はFMチューナを装備している。バッテリ駆動時間は音楽再生時がともに約33時間。ビデオ再生時はNWZ-A810が約8時間、NWZ-S610が9時間30分。

<コメント>
当サイトでは国内で一般的に入手できないプレーヤーは取り上げないようにしているが、今回のモデルはソニーの大きな戦略変更が見られるため取り上げた。Windows MediaやAACに対応するのはまだしも、ATRACを非対応とするのは驚きを禁じ得ない。そのまま日本国内で発売されるとは思えないが、今後の動向が気になるところ。

関連リンク:米Sonyの発表リリース

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