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ドコモ、モバイルWiMAXの2.5GHz帯免許でアッカと提携

アッカ・ネットワークスとNTTドコモは、アッカがモバイルWiMAX(以下WiMAX)による2.5GHz広帯域移動無線アクセスシステム(以下BWA)事業者免許取得を目指すための企画会社として設立したアッカ・ワイヤレスへドコモが出資を行うとともに、事業運営において戦略的提携を行うことで、基本的な合意に達したと発表した。

両社は、アッカ・ワイヤレスを主体として事業免許申請を行なう予定で、BWA事業者免許取得後も同社を事業主体としてWiMAX事業を展開していく方針。アッカ・ネットワークスは有線ネットワークの運用や事業運営全般を担い、ドコモは無線ネットワークの構築、無線技術に関する支援を行なう。

なお、アッカ・ワイヤレスは総額720億円程度の増資を予定しており、出資額についてはアッカが連結子会社として経営を主導するために必要な水準である40%以上で約300億円、ドコモが事業者免許申請要件の範囲内の3分の1以下で約190億円とする方針であり、他のパートナーとの提携についても検討を進めていくとしている。

<コメント>
総務省の方針案では、WiMAX事業会社は既存3G事業者でなく、事業会社に対する出資額も3分の1以下とされている。 今回の発表もそれに沿ったものとなっており、有力と見られているウィルコムと共に今後も合従連衡が見られるものと思われる。

関連リンク:NTTドコモの発表リリース

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