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東芝、容量160GBの1.8インチHDDを発表

東芝は、1.8インチHDDとして業界最大容量となる160GBの「MK1626GCB」を開発し、サンプル出荷を始めたと発表した。

磁気ヘッドの改善およびディスクの磁性層の改善により、記録密度を向上させ、面記録密度353メガビット/平方ミリメートル(228ギガビット/平方インチ)を実現している。

インターフェイスには、コンシューマエレクトロニクス向けに最適化されたHDDのI/F仕様であるCE-ATAを採用している。

また、経済産業省の定めるエネルギーの使用の合理化に関する法律(通称:省エネ法)で定義されているエネルギー消費効率を33%低減し、0.002W/GBに向上させるなど、環境に配慮した設計を行っている。

なお、薄型、軽量タイプで、80GBの記憶容量の「MK8022GAA」(インターフェイス:PATA)も合わせて商品化し、出荷を開始した。

両機種とも、2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令に適合している。

<コメント>
同日発表されているiPod Classicが同じ160GBモデルを発表しており、これが最大容量となることから、このHDDを搭載していると推測できる。

関連リンク:東芝の発表リリース

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