トップページ»技術情報»昭和電工、80GBの1.89インチHDD記録媒体を量産開始

昭和電工、80GBの1.89インチHDD記録媒体を量産開始

昭和電工は、2007年8月より、垂直磁気記録方式による記録容量80GB/枚の1.89インチハードディスクの量産を開始したと発表した。

1.89インチハードディスクは小径のため電力消費が少なく、ポータブルメディアプレーヤー用ハードディスクドライブ(HDD)用途を中心に出荷されているが、今回の80GBハードディスクを採用した小型HDDの大記録容量化により、ハイビジョンビデオカメラや超小型ノートPC向け等への需要が加速することが期待されるとしている。

昭和電工は、2005年6月に世界で初めて、垂直磁気記録方式によるハードディスクの出荷を開始。2007年上半期には、それぞれ世界最大記録容量である2.5インチ(160GB/枚)ならびに3.5インチ(334GB/枚)ハードディスクの量産も開始している。

<コメント>
このリリース内のハードディスクとは、HDDの中に収められている記録媒体のこと。これらをHDDメーカーが筐体に収めてHDDとする。その意味では、当然のことながらHDDの大容量化に昭和電工のように媒体メーカーの努力は欠かせない。

関連リンク:昭和電工の発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2007/09/07/341/trackback/