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ソフトバンクとイー・アクセス、WiMAX事業で提携

ソフトバンクとイー・アクセスは、モバイルWiMAXによる2.5GHz帯広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の免許取得に向け、事業運営における戦略的提携を締結することで基本合意に達したと発表した。

すでに設立されている企画会社「オープンワイヤレスネットワーク株式会社(Open Wireless Network、通称:OpenWin)」への共同出資を決定し、他の提携企業からの出資も併せて確定したもの。

出資者は、ソフトバンクとイー・アクセスのほか、ゴールドマン・サックス、テマセク・ホールディングス、NECビッグローブ、ソネットエンタテインメント(So-net)、ニフティ、フリービットの計8社。

2007年9月28日付けで増資が行なわれる予定となっており、出資額・割合は、ソフトバンクとイー・アクセスが65億円ずつ(32.42%ずつ)、ゴールドマン・サックスが45億円(22.44%)、テマセク・ホールディングスが23億5,000万円(11.72%)、NECビッグローブ・So-net・ニフティ・フリービットは5,000万円ずつ(0.25%ずつ)となっている。

イー・アクセスとソフトバンクは今後、OpenWinを通じてBWA事業免許申請を行い、免許取得後は、同社を事業主体としてWiMAXネットワーク事業を展開する。また両社は、OpenWinからホールセールを受け、それぞれの強みを活かしながら、リテール販売を行っていくとしている。

<コメント>
2.5GHz帯広帯域移動無線アクセスシステムの事業免許申請に向けて、役者が揃った格好。ソフトバンクとイー・アクセスのOpenWinでは、ISPを束ねることでMVNOを事業の軸に置いている点が特徴的。既存ISP会員にとっては受け入れやすいサービスとなるだろう。

関連リンク:ソフトバンクの発表リリース

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