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ウィルコム、「次世代PHS」に向けて2.5GHz帯に免許申請

ウィルコムは、「次世代PHS」での2.5GHz帯の周波数を使用する広帯域移動無線アクセスシステムの導入に向けた特定基地局の開設計画の認定申請を総務省に提出したと発表した。

「次世代PHS」は現行PHSの技術をベースとして、OFDM技術やMIMO技術といった最新技術を付加して最大20Mbps以上の高速伝送を実現する通信システム。

ウィルコムは、現行PHSの約16万基地局からなるマイクロセルシステムで全国を堅実にエリア化してきた実績をベースにし、「次世代PHS」も同様のマイクロセルシステムで展開することにより、高い周波数有効利用率を実現できるとしている。

総務省では、2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信システムの導入を進めており、2007年10月12日まで特定基地局開設の認定申請を受け付けている。

<コメント>
同周波数帯は2つの事業者に割り当てられることとなっており、モバイルWiMAXによる事業者が申請の準備をしている。モバイルWiMAX側は次世代PHSが日本のローカル規格と揶揄しているが、総務省は独自技術を推進するためにウィルコムは当確と見られている。

関連リンク:ウィルコムの発表リリース

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