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米Microsoft、Zune新モデルを発表

米Microsoftは、オーディオプレーヤー「Zune」の新モデルとしてHDD搭載モデルに加え、フラッシュメモリ搭載モデルを発表した。

いずれも新しい操作インタフェースとして、タッチパッド「Zune Pad」を採用。Windows Media Centerを使ってWindows Vistaで録画したテレビ番組も同期できる。FMラジオも内蔵する。全モデルがロスレス再生に対応する。

ドックや、スピーカードックに接続すると、Zuneの特徴である無線LANによる同期が可能。他のZuneとのプレイリストや写真の共有機能なども備えている。

さらに、ネットワークサービス「Zune Marketplace」にアクセスし、PCを使わずに楽曲の購入が行なえる。また、「Zune Marketplace」もリニューアルされ、提供楽曲は300万曲以上、DRMなしの楽曲を100万曲以上ラインナップする。

さらに、オンラインコミュニティ「Zune Social」のβ版を立ち上げ、無料「Zune Card」という個人ページが作成可能となる。ユーザーがZuneや、PCのZuneソフトで聴いている曲が自動的に表示されるほか、他メンバーのZune Cardの楽曲を試聴したり、コメントを付けることなどできる。将来的にはZune Cardを、他のSNSにも設置できるようにするとしている。

新しいHDD搭載モデルの搭載HDDの容量は80GB。3.2インチディスプレイを搭載する。

外形寸法は4.26×2.41×0.51インチ(10.8×6.1×1.3センチ)、重さ4.5オンス(128グラム)。カラーバリエーションはブラックのみ。

フラッシュメモリ搭載モデルの搭載容量は8GB、4GBの2モデル。1.8インチディスプレイを搭載する。

外形寸法は3.6×1.62×0.33インチ(9.1×4.1×0.8センチ)、重さ1.7オンス(48グラム)。カラーバリエーションはピンク、グリーン、ブラック、グロッシーレッド。

<コメント>
iPodに対抗すべくMicrosoft自らが取り組み、Wi-Fi内蔵など先進性もあったZuneだが、日本国内での展開がなかったこともあり、その存在感は薄い。新モデルでどこまで巻き返せるかは、今のところ疑問符をつけざるを得ない。

関連リンク:米Microsoftの発表リリース

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