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アップル、DRMフリー音楽配信「iTunes Plus」を値下げ

米Appleは、iTunes Storeにおいて、“DRMフリー”の音楽配信「iTunes Plus」で販売する楽曲を200万曲に拡大し、価格も値下げしたと発表した。

従来iTunes PlusではDRMフリー楽曲を1.29ドルと、DRM付楽曲の99セントより高価に設定され、ビットレートもDRM付楽曲の128kbpsより高い256kbpsとしていた。

今回、256kbpsというビットレートはそのままに、価格は通常楽曲の99セントと同価格に値下げされた。

既に日本のiTunes Storeでも値下げされており、200円/270円から150円/200円となっている。

<コメント>
DRMが実質的に無意味とするような価格の変更。AACとMP3の音質の差こそあれ、DRM付き楽曲を購入する意義はなくなったと言って良い。これはiPod以外のプレーヤーユーザーへの解放を意味するが、アップルのビジネス戦略がどちらに向かっているのか分かりにくい。

関連リンク:米Appleの発表リリース

 iTunes Store(Japan)

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