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アイピーモバイル、ワイヤレスサービスの事業化を断念
総務省は、アイピーモバイルより2GHz帯を使用するワイヤレスサービスの特定基地局の開設計画に係る認定の返上通知を受け、受理したと発表した。
アイピーモバイルは、2005年11月に総務省より2GHz帯を利用したワイヤレスサービスの事業免許申請を認可され、当初は2006年度中にサービス提供を開始するとしていたが、数度にわたり延期を繰り返していた。
また、アイピーモバイルは、東京地裁へ自己破産を申請したことが明らかになっている。
<コメント>
事業開始の遅れが資金繰りという理由だっただけに、サービス開始が危ぶまれていたが、予想通りの結末を迎えることとなった。要因は今後色々と語られることになるだろうが、新しいワイヤレスサービスを提供しようとしていた取り組みが実を結ばなかったことは残念と言わざるを得ない。
関連リンク:総務省の発表資料、帝国データバンクの倒産速報
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