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ミリ波無線規格「WirelessHD」策定

米Intel、韓国LG Electronics、松下電器産業、NEC、SiBEAM、韓国Samsung Electronics、ソニー、東芝などの機器メーカーが主導する団体「WirelessHD」は、非圧縮のHDTV動画をAV機器間でやりとりするための無線伝送仕様「WirelessHD Version 1.0」を策定したと発表した。

WirelessHDは、世界各国において免許不要で利用できる60GHz帯の電波を用い、TV、次世代DVDプレーヤー、セットトップボックス、ビデオカメラ、ゲーム機など家庭用AV機器で利用されることを想定した無線データ通信規格。通信速度は4Gbpsを想定している。

加盟企業40社に加え、コンテンツ保護の仕組みにおいてMotion Picture Association of America(MPAA)およびDigital Transmission Licensing Administrator(DTLA)からの支持を受けいることを明らかにした。

<コメント>
HDMIの無線化を目指している、この規格の対応製品は2008年末から2009年にかけての出荷開始を目指しているとのこと。AV機器の無線化が進むとオーディオプレーヤーも無関係ではいられないはずで、どのようにオーディオ部分が関わっていくのか興味深い。

関連リンク:WirelessHDの発表リリース

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