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総務省、地域向け広帯域移動無線アクセスシステム免許の申請受付を3月3日開始

総務省は、広帯域移動無線アクセスシステムのうち、2.5GHzギガヘルツ帯の周波数(固定系地域バンド)を使用する無線局の導入等に関して、電波法関係審査基準を改正、2008年3月3日から固定系地域バンドを使用する無線局の免許申請を受け付けると発表した。

総務省では、2007年7月11日に決定した「2.5GHzギガヘルツ帯の周波数(固定系地域バンド)を使用する無線局の免許方針」を踏まえ、固定系地域バンドを使用する無線局の免許申請の審査を円滑に行うため、その基準を追加したもの。

2008年3月3日から送信所の所在地を管轄する総合通信局又は沖縄総合通信事務所にて受付けを開始、同年4月7日までは公募期間とし、申請は時間的に前後なく受け付けたものとして審査される。なお、同年4月8日以降に提出された申請は受付順に審査される。

<コメント>
2.5GHz帯を使ったモバイルデータ通信事業の免許に関しては、2007年12月に紆余曲折の末、WiMAXを使用するKDDI系のワイヤレスブロードバンド企画と、次世代PHSを使用するウィルコムに対して免許が与えられた。今回の地域向けは周波数は2,575MHz~2,595MHzのうち10MHz幅で原則市町村単位で免許が与えられるもの。無線を利用することでラストワンマイルのインフラ敷設投資が低く抑えられることで、ブロードバンド過疎地の自治体や地域ケーブルテレビ局などの利用が想定される。

関連リンク:総務省の発表リリース

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