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TOHKnet、秋田市内でWiMAX利用の無線アクセスシステムの実証実験

東北インテリジェント通信(略称:TOHKnet、トークネット) は、総務省東北総合通信局が実施する「地理的デジタル・ディバイドを解消する情報通信技術に関する調査研究」で行われる実証試験に、総務省東北総合通信局から委託を受けて参加すると発表した。

本実証試験は、ブロードバンドネットワークの未提供(インターネットサービスはISDN回線のみが利用可能)地域である秋田市雄和地区において、同地区のモニターの協力を得て2008年2月から2008年11月までの予定で行われる。

無線アクセスシステムについては、東北総合通信局が実施する実証試験に併せて、WiMAXに代えてTOHKnetが独自に提供するIEEE802.11jを使用した同様の実証試験も実施する。

TOHKnetでは、条件不利地域におけるブロードバンドネットワーク促進に有効なシステムの検証を通じて、ブロードバンドネットワーク環境の整備に貢献していくとしている。

<コメント>
あくまで総務省の実験に参加するというだけで事業化やサービスに関しては具体的な記述はない。とはいえ、2008年3月より固定系地域バンドの免許申請も開始されることから、こうした地域の事業者の活動も活発化していくだろう。

関連リンク:東北インテリジェント通信の発表リリース

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