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アッカ、NTTcomおよびウィルコムと連携を検討

アッカ・ネットワークス(アッカ)は、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)およびウィルコムと、“ブロードバンド・マルチアクセス・サービス”の提供に向けた共同検討を開始したと発表した。

“ブロードバンド・マルチアクセス・サービス”とは、固定ブロードバンドサービスに無線ブロードバンドサービスを融合させたソリューションサービスとし、NTT Comのブロードバンドネットワーク、ウィルコムのPHSサービスの連携により、一つの端末で、家庭、オフィス、屋外のどこにいても、最適なブロードバンドネットワークをシームレスに利用できるサービスを目指す。

具体的には、アッカADSLサービス、アッカ公衆無線LANサービス(提供予定)、NTT Comのホットスポット(公衆無線LANサービス)、ウィルコムのPHSデータ通信サービスを組み合わせたパッケージサービスの提供を検討していく。また、ウィルコムが今後提供を予定している次世代PHSにも対応を検討するとしている。

<コメント>
単独のADSL事業者としては今後市場の拡大は望めず、次世代移動通信事業者として2.5GHz帯でのWiMAXサービスを申請したものの落選したアッカにとって、残された戦略は他社との連携になるだろう。アッカは同時にNTTドコモとの間でMVNOのサービス提供でも合意しており、これからもこうした通信事業者間の連携は多く見られることになるだろう。

関連リンク:アッカ・ネットワークスの発表リリース

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