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ワイヤレスブロードバンド企画、社名変更し事業会社化

ワイヤレスブロードバンド企画は、モバイルWiMAXネットワークの構築に向けて事業基盤の強化を図るため、2008年2月28日に161億5,000万円の増資を完了、2008年3月1日に社名を「UQコミュニケーションズ株式会社」に変更して、事業会社として新たに発足したと発表した。

増資後も出資構成も以前と同様に、割合はKDDIが32.26%、インテル キャピタルおよびJR東日本、京セラが各17.65%、大和証券グループ本社が9.8%、三菱東京UFJ銀行が5.0%となっている。

社名の由来として、世界標準規格のモバイル WiMAX技術を活用した普遍的かつ高品質(Universal Quality)なデータ通信インフラを表す、高品質(Quality)・大容量(Quantities)・高速(Quickness)のキーワードに加え、いつでもどこでも接続可能な通信環境の構築をベースに、多様な企業との連結(U)を図ることでユビキタス(Ubiquitous)ネットワークの発展に貢献する意味を込めているとしている。

また、2008年4月1日には事務所を品川に移転するとともに、人員を約100名に増強し、事業体制を強化することも公にしている。

<コメント>
昨年末の2.5GHz帯を利用した新しい通信サービス事業者が本格始動。リリース内にはないが、2009年2月には試験サービス開始を明らかにしており、想定以上に早いペースで新しい無線インフラの登場が期待される。

関連リンク:UQコミュニケーションズの発表リリース

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