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松下電器、D-snap Audioプレーヤー新モデルを発表

松下電器産業は、SDカードスロットを備えたデジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」シリーズの新モデルとして「SV-SD870N」を2008年4月18日に発売すると発表した。

搭載フラッシュメモリはなし。SDカードスロットを搭載し、2GBのSDカードが付属する。スロットは最大16GBのSDHCカードに対応する。

対応音声圧縮方式はMP3、WMA、SD-Audio(AAC)。

「広帯域リ.マスター」を搭載し、圧縮録音時に失われた高音域のオーディオデータをCDの帯域以上まで補完する。また、LSIに内蔵されたデジタルアンプで、音量を上げてもノイズが少ないクリアなサウンドとなっている。

さらにパーソナルサラウンド機能などの音質効果とイコライザー(EQ)のクロスミックスで、合計16種類のサウンド効果が選択可能。前モデルからノイズキャンセリング機能を継承し、電車などの騒音を83%カットする。

SDミニコンポD-Audioとドッキングすることにより、CDからSDへ高速録音、HDDからSDへの高速転送が可能。またD-snapで聴いていた曲のつづきをD-dockで迫力ある音で再生ができ、停止・スキップ・選曲などの操作も可能となっている。

ライン録音機能も搭載し、別売録音用ケーブル(RP-WA100)を使うと、ポータブルMD/CDプレーヤーや携帯電話などから直接録音ができる。録音フォーマットはMP3、録音モードは高音質(128kbps)、標準(96kbps)、長時間(64kbps)より選択可能。またシンクロ録音モードにより曲間の無録音部分(約3秒)を検出し自動的に曲を分割できる。

4行の有機ELディスプレイを搭載し、漢字表示も可能。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。電源は内蔵リチウムイオン充電池、連続動作時間はノイズキャンセル機能OFF時で約100時間、同機能ON時で約60時間。充電時間は通常充電モードで約3時間。

外形寸法は、幅35.0×高さ91.3×奥行き12.3 mm、重量は40g。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッド、シルバー、ブルーの5色。価格はオープン。

<コメント>
松下のプレーヤーは元々フラッシュメモリを内蔵せず、SDカードを媒体としており、カセットプレーヤーやMDプレーヤーのイメージを保っている。ただ、そうした媒体の入れ替えは十分な容量の前に必要なくなっており、この商品形態には疑問も残る。動画再生といったトレンドの機能もなく、音質に拘っているわけでもなく、ノイズキャンセリングだけではアピールポイントにも欠けるように感じられる。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース

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