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RIAJ、有料音楽配信の利用実態調査を公表

日本レコード協会(RIAJ)は、2007年度における「音楽メディアユーザー実態調査」の結果を公表した。

この調査は、音楽CD、音楽DVD、着うた等購入者の実態を把握すると共に、その背景にあるユーザーの意識や関連ハード、インターネット利用実態等の環境変化を明らかにすること等を目的として年1回実施しているもの。

調査対象は、東京30km圏に住む12~69歳の男女1,200人。質問用紙に書き込む形式で、2007年10月1日から10月26日にかけて実施した。

インターネット有料音楽配信に関する回答では、利用率は9.0%。2004年度の5.7%、2005年度の6.0%、2006年度の8.4%から4年連続で増加、利用の中心となっているのは大学生~20代社会人といった層になっている。

デジタルオーディオ携帯プレーヤーの利用経験率は26.7%と前年比6.6ポイントの増加。男性では中学生~30代、女性では中学生~20代社会人までの利用経験率が高いという結果となっている。

<コメント>
日本レコード協会の調査と言うことで、CDの購入経路、購入動機、音楽配信の利用動機、逆に利用しない理由などもあり、調査対象の偏りと共に、調査結果も一定のバイアスがかかっていることは踏まえておく必要はあるものの、経年での変化を見ていく上での意義はあるだろう。長めの調査結果は一読の価値がある。

関連リンク:日本レコード協会の発表リリース

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