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総務省、ブロードバンドサービスのシェアデータを公表

総務省は、電気通信事業分野の2007年度第3四半期(2007年12月末)のシェアデータ等を取りまとめ公表した。

ブロードバンド全体(DSL、FTTH、CATVインターネットの合計)の契約数では、NTT東西のシェアが45.8%(前期比0.9%増、前年同期比3.7%増)と増加傾向が続いている。

媒体別ではDSLの契約数(全国)で、ソフトバンクBBが37.6%(前期比0.2%増)となり、NTT東西の37.1%(前期比0.3%減)を初めて上回っている。

FTTHの契約数では、NTT東西が71.4%(前期比0.7%増、前年同期比3.9%増)、電力系事業者が10.2%(前期比±0.0%)、KDDIが6.1%(前期比0.2%減)となり、NTT東西のシェア増加傾向が続いている。

FTTHのメニュー別でも、戸建て及びビジネス向けではNTT東西が78.0%(前期比0.2%増)、集合住宅向けではNTT東西が62.6%(前期比1.6%増)と増加傾向が続いている。

<コメント>
公表内容には固定電話、IP電話、移動体通信なども含まれている。ブロードバンドサービスに限って言えば、NTT東西の影響力がより強まっている印象を受ける。DSLではソフトバンクBBがシェアトップとなっているが、DSLの契約数全体が減少傾向であり、NTT東西はDSLからFTTHへの移行にすばやく対応していると言うことができる。

関連リンク:総務省の発表リリース

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