トップページ»インフラ情報»UQコミュニケーションズ、モバイルWiMAX事業の進捗状況を公開

UQコミュニケーションズ、モバイルWiMAX事業の進捗状況を公開

UQコミュニケーションズは、「2.5GHz帯を用いる広帯域移動無線アクセスシステム」の特定基地局開設に関する2007年度第4四半期(1月~3月)の進捗状況について総務省に報告し、情報を公開した。

サービスエリア展開は、2008 年度(2009 年2 月28 日)に東京23 区、横浜市でサービスを開始し、2009 年度夏頃にエリアを東名阪広げ、以降は2012 年度まで順次全国にエリア展開を進め、全国合計で23 区696 市398 町44 村に拡大する計画。

また、2009 年2 月のサービス開始時には当初計画した東京23 区、横浜市に新たに川崎市を加えて連続したエリアとして、新たな通信サービスの創造や新たな利用シーンの派生を促す事が出来るように計画追加を検討している。

サービス内容としては、ARPU3,200 円程度のモバイルPC 向けサービスを計画するのみではなく、エンターテイメント端末市場、テレメトリー市場など新規事業領域への拡大も目指すとしている。

<コメント>
ウィルコムの次世代PHSと並んで2.5GHz帯を利用するKDDI系のモバイルWiMAX事業者であるUQコミュニケーションズも進捗状況を公開。基地局設置、電波干渉、機器開発を含めた技術的な課題などにもひとつひとつ挙げられており、サービスに向けての努力が見て取れる。ただ、マーケティング的な課題としては、全く知られていない社名であることから、サービス名をどのように周知していくかも必要となるだろう。

関連リンク:UQコミュニケーションズの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2008/04/23/581/trackback/