トップページ»製品情報»ビクターとケンウッド、共同持株会社設立による経営統合を発表

ビクターとケンウッド、共同持株会社設立による経営統合を発表

日本ビクター(ビクター)およびケンウッドは、2008 年6 月27 日に開催する両社の株主総会での承認を前提として、2008 年10 月1 日を期して、株式移転によりJVC・ケンウッド・ホールディングスを設立することについて合意に達したと発表した。

経営統合では、株式移転により新設される共同持株会社が、事業会社であるビクターおよびケ
ンウッドの株式を100%保有し子会社とする形態を予定している。

株式移転では、ビクターの株式1 株に対して共同持株会社の株式2 株、ケンウッドの株式1 株に対して共同持株会社の株式1 株を割当て交付する。

カーエレクトロニクス事業の売上拡大および新事業の売上創出を合わせて3 年後に300 億円の売上シナジーとそれらによる利益貢献、コストシナジーとして3年後に100億円の利益貢献を見込んでいる。

また、 「カタ破りをカタチに。」を統合ビジョンとし、カーエレクトロニクス事業、ホーム&モバイルエレクトロニクス事業、業務用システム事業、エンタテインメント事業を4つの事業セグメントとすると共に、第5の事業セグメントの育成も図るとしている。

<コメント>
昨年から進められていたAV専業メーカーの再編がひとつの形となって発表された。事業の選択と集中により競争力を付けていくという基本戦略は元より、統合ビジョンそのままに面白い製品が登場することを期待したい。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース(PDF)

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2008/05/13/590/trackback/