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ルネサステクノロジ、1Mバイトの大容量SRAM内蔵SuperHマイコン発表
ルネサステクノロジは、ミッドレンジおよびローエンドのデジタルオーディオやグラフィックダッシュボード向けに、1MBの大容量SRAMを内蔵した高性能32ビットマイコン「SH7262」および「SH7264」合計8品種を製品化したと発表した。
2製品は、32ビットRISCマイコン「SuperHファミリ」におけるデジタルオーディオ向け「SH7260シリーズ」の展開品。
ビデオ表示用に1MBの大容量SRAMを内蔵しており、グラフィックス表示の際に必要な、一時的に画像情報を記録しておくフレームバッファとして使用できる。このため、WQVGAサイズ(480×240画素)までのTFT液晶パネルであれば、従来グラフィックス表示用に外付けしていたSDRAMを削除でき、部品点数の低減と小型化が図ることができる。
また、グラフィックスおよびビデオ表示用に、新規にビデオディスプレイコントローラとデジタル動画入力端子を搭載、動画の録画、縮小や、透明ないし半透明の画像を重ねるアルファブレンディング処理、およびデジタル入力された動画との画像重ね合わせなどが可能となっている。
パッケージは、「SH7262」は176ピンQFP、「SH7264」は208ピンQFPの鉛フリーパッケージを採用。サンプル価格は1,800円~2,100円。
2008年8月よりサンプル出荷を開始する予定。
<コメント>
どちらかと言えば、車載オーディオ向けのマイコンチップ。ただし、これらオーディオ機器でも携帯プレーヤーとの連携は差別化のポイントから必須機能となってきており、その一助とはなるだろう。
関連リンク:ルネサステクノロジの発表リリース
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