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JR東海、東海道新幹線のインターネット接続サービス開始予定を発表

JR東海は、東海道新幹線(東京~新大阪)のN700系車内で高速走行中にインターネットをご利用いただける車内環境を実現するための準備を行っていることを明らかにした。

サービス形態は、N700系の車内に構築された「無線LAN」のネットワークからLCXケーブルに情報伝送し、地上側に新設するインターネット接続装置を介してインターネットに接続するもの。これにより、高速走行中においても「インターネットサービス」を利用することができる。回線速度は最大約2Mbps。

この車内インターネット接続サービスの提供に関して、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)との提携に合意している。また、2008年4月28日に総務省より周波数割当計画の一部変更の告示改正を受け、4月30日にインターネット用の無線局免許申請を行ったとしている。

サービス提供開始時期は2009年3月を予定している。

同時期に現在、のぞみ停車駅(6駅)に整備している無線LAN設備を、東海道新幹線の全駅(東京~新大阪)に拡大し、17駅すべてのコンコース待合室で無線LANサービスを利用できるようになる。

<コメント>
すでに2006年にリリースも出され、総務省の意見募集もされていたサービスがようやく具体化したもの。まだ料金体系などが不明だが、ビジネスパーソンを中心にニーズは高いだろう。

関連リンク:JR東海の発表リリース

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