ビクター、シンプル操作の“alneo”3モデルを発表

日本ビクターは、シンプルな十字キーと主要な4キーの簡単操作を実現したデジタルオーディオプレーヤー“alneo（アルネオ）”の新商品3モデル「XA-M40/20/10」を2008年9月上旬から順次発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は1GB（XA-M10）、2GB（XA-M20）、4GB（XA-M40）の3モデル。

対応音声圧縮方式は、MP3（8 kbps ～ 320 kbps）、WMA（32 kbps ～ 192 kbps）、WAV（リニアPCM）。WMA-DRM10にも対応する。

再生周波数特性は60Hz～20kHz。イヤフォンの最大出力は3.5mW×2ch（16Ω時）。ヘビー、ポップ、ソフト、ボーカル、バス、ノーマルのプリセットイコライザも装備する。

ディスプレイは、6行表示のモノクロ有機EL。ADPCM形式のボイスレコーダも装備するほか、FMチューナも内蔵する。

パソコンとのインターフェイスは、USB2.0。同時発売のメモリーコンポ「UX-GM55」および発売中の「UX-GM77」の“alneo ドック”にダイレクトにも接続できる。

電源は内蔵リチウムイオン充電池。連続再生時間は約35時間（MP3 128kbps）。充電時間は約3時間。

外形寸法は40.7×80.2×11.1mm（横×縦×厚み）、重量は約30g。

カラーバリエーションは、ブルー、ブラック、ピンクゴールド、レッド、ホワイトの5色。

＜コメント＞
ディスプレイもモノクロで、動画や静止画の再生機能もなく、フラッシュメモリの容量も少なめという割り切り方は、オーディオプレーヤーとしては潔いが、その分のアピールポイントが見えにくい。圧倒的な価格戦略なのか、女性に向けたデザイン性なのか、マニアも納得する高音質なのか、そうした性格付けが伝わらないと、国内メーカー製とはいっても埋没してしまう危険性がある。

関連リンク：日本ビクターの発表リリース