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ソニー、“ウォークマン”専用アクセサリー拡大に向けたライセンスプログラムを発表

ソニーは、ライセンスプログラム“Designed for Walkman”(デザインド フォー ウォークマン)を開始し、ライセンシーに対して “ウォークマン”とアクセサリーを接続する専用マルチ端子“WM-PORT”(ダブリューエムポート)の仕様を公開すると発表した。

“WM-PORT”の仕様を公開することで、様々なメーカーにより“ウォークマン”と接続して楽しめる専用アクセサリーの製造が可能となる。また、ライセンシーは、ソニーによって認定された “WM-PORT” 搭載商品のパッケージ等に、“Designed for Walkman”ロゴを使用できるとしている。

なお、ロジテックでは、ライセンスプログラム“Designed for Walkman”に準拠した、“WM-PORT”搭載アクセサリー 4機種、「FMトランスミッター」(2機種)、「サウンドレコーダー」、「アクティブスピーカー」の発売を予定している。

<コメント>
すでにアップルでは”Made for iPod”というライセンスにより、iPodのコネクタ仕様と通信プロトコルを公開し、様々なアクセサリや周辺機器がサードパーティーによって展開され、それがまたiPodへの人気と評判を呼ぶというエコシステムを作り出している。遅ればせながらソニーがこれに倣った形になるが、どこまでアップルに対抗できるか興味深い。ただ、これらエコシステムは一定のシェアを持っていることがサードパーティーが対応する前提となるため、そのシェアの維持が重要となる。また、プレーヤーの寡占化も招くことになり得るため、個性的なプレーヤーの登場は期待できなくなる懸念もある。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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