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ソニー、カラフルなアルミニウムのボディのウォークマンSシリーズを発表

ソニーは、多彩なカラーバリエーションを揃え、質感の高いアルミニウムを本体外装に使用した“ウォークマン”『NW-S630Fシリーズ』、『NW-S730Fシリーズ』を2008年10月11日より順次発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、4GB、8GB、16GB。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AACHE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM。著作権保護されたWMA、AACファイルは再生できない。

EZ「着うたフル」を再生できるLISMO「オーディオ機器連携」対応し、au携帯電話でダウンロードしたEZ「着うたフル」をパソコンやHDDコンポ“ネットジューク”『NAS-D500HD』『NAS-M700HD』などに取り込み、“ウォークマン”に転送することができる。

「Heavy」「Pop」「Jazz」「Unique」の4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ備えた5バンドイコライザを搭載、高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) 、本来のステレオサウンドをヘッドホンへ届ける「クリアステレオ」、引き締まった力強い低音を実現する「クリアベース」を搭載する。

再生音を3Dプロセッサーで変換し、実在しない音源があたかもそこにあるかのような、「スタジオ」「ライブ」「クラブ」「アリーナ」「マトリックス」「カラオケ」の6つのモードのサラウンド音場を実現するバーチャルホンテクノロジー(VPT)も搭載する。

雰囲気や気分に合わせた曲を自動的に再生する「おまかせチャンネル」を搭載。“ウォークマン”のミュージックライブラリに貯めた音楽を、曲調などから、11のチャンネルに自動分類して、気分や雰囲気、時間帯に合わせた音楽をシャッフル再生できる。「おまかせチャンネル」はソニーが開発した「12音解析技術」に対応した“ネットジューク”から音楽ファイルを転送するか、“ウォークマン”本体での音楽特徴抽出/解析技術「LCMIR」(ルクミール)による音楽解析によって、実現される。

NW-S730Fシリーズにはノイズキャンセリング機能を搭載。本体下部のスイッチを切り替えるだけの簡単な操作で、周囲の騒音を約1/4に低減する。別売の録音ケーブル『WMC-NWR1』を利用して他機器と接続すると、“ウォークマン”以外から再生される音楽などに、ノイズキャンセルをかけることができる外部入力モードと、音楽を再生しないときでもノイズキャンセル効果を利用して周囲の騒音を低減することができるサイレントモードも搭載する。

2.0型のQVGA(320×240ドット)カラー液晶を搭載。対応する動画圧縮方式はAVC(H.264/AVC)、MPEG-4、WMV(Windows Media Video9)。著作権保護されたWMVファイルは再生できない。静止画のJPEG画像も表示でき、10種類の壁紙とテーマカラーを自由に組み合わせたり、フォトライブラリに転送した写真を壁紙に設定したりすることができる。

筐体はカラフルで質感の高いアルミニウムを使用、一体感のあるフォルムの充電機能付きスピーカーが付属する『NW-S630FKシリーズ』(4GB、8GBモデルのみ)も設定される。

パソコンとのインターフェイスはHi-Speed USBとWM-PORT(22ピン)。FMチューナーを搭載し、Blu-ray DiscレコーダBDZ-X100/X95などでも採用されている「おでかけ転送」にも対応する。

電源は内蔵型リチウムイオン充電池。充電方法は、WM-PORT経由のUSB充電。電池持続時間は音楽再生で約40時間、動画再生で約10時間。充電時間は約3 時間、約1.5 時間で80%充電となる。

外形寸法は約89.5×42.9×7.5mm(縦×横×厚さ)。重量は約46g。

カラーバリエーションは、『NW-S630Fシリーズ』および『NW-S630FKシリーズ』がピンク、ブルー、ライムグリーン、ホワイトの4色、『NW-S730Fシリーズ』がレッド、ゴールド、ブラック、ピンクの4色。価格はいずれもオープン。

<コメント>
多機能化が進み、動画再生機能ばかりがアピールされることの多い携帯プレーヤーだが、今回の新製品では「おまかせチャンネル」や一体型専用スピーカー、ノイズキャンセリング機能などオーディオの方に重点を置いた新機能が目立つ。決して大きくない液晶ディスプレイからも、動画メインのプレーヤーとは一線を画した意図が読み取れる。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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