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東芝、240GBの1.8インチHDDを開発

東芝は、1.8型として業界最大の記憶容量を実現した240GBのHDD「MK2431GAH」をはじめ、120GB「MK1231GAL」、80GB「MK8031GAL」の3機種を商品化したと発表した。

新商品は、磁気ヘッドおよびディスクの磁性層の改良により、面記録密度531.9Mbit/mm2(344Gbpsi)を実現。「MK2431GAH」はディスク枚数2枚、ヘッド本数4本で記憶容量240GBを実現している。

「MK2431GAH」は、従来機種(「MK1626GCB」1.8型HDD、160GB)と比べ、エネルギー消費効率も約33%向上させ、環境に配慮した設計となっている。

インターフェイスはPATAで、インターフェイス速度は100MB/sec。ディスク回転数は4,200rpm。

外形寸法は、240GBモデルが54×71×8mm(幅×奥行き×高さ)、59g、120GB/80GBモデルが54×71×5mm(同)、48g。

240GB、80GBの2機種は2008年9月下旬から量産開始予定、120GBはすでに量産開始されている。

<コメント>
折しも同日に発表されたiPodの新ラインナップの中ではHDDモデルはiPod classicの120GBモデルのみとなっている。iPodの中心はフラッシュメモリモデルに移行しており、携帯プレーヤーではHDDを搭載する絶対的な意義を見失いつつある。

関連リンク:東芝の発表リリース

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