トップページ»インフラ情報»ソフトバンク、iPhone 3Gユーザー向けに「公衆無線LANし放題」を無償提供

ソフトバンク、iPhone 3Gユーザー向けに「公衆無線LANし放題」を無償提供

ソフトバンクモバイルは、「iPhone(アイフォーン)3G」(アップル社製)のユーザー向けに、無線LANサービス「BBモバイルポイント」を無料で利用できるサービス「公衆無線LANし放題」を2008年11月4日(火)より開始すると発表した。

これにより、全国のマクドナルドの店舗をはじめ、JR駅構内や空港、カフェなど、全国約3,500カ所でWi-Fi(IEEE802.11b/g)を利用したインターネット接続が可能になる。

このサービスは申し込み不要で、「BBモバイルポイント」エリア内にてアカウントを設定するだけで、利用できる。また、2008年12月1日(月)より、2回目以降の接続の際に、IDアカウントとパスワードの入力をしなくても「BBモバイルポイント」のサービスを利用できる自動接続が可能になる。

<コメント>
iPhoneはリッチコンテンツを自在に利用できることが特徴であり、そのためには通信速度も速くて安いことが求められる。その意味でユーザーの希望に添ったサービスと言えるだろう。ただ、公衆無線LANを無償を提供すると言うことは、通信インフラからの収益を捨てると言うことであり、通信事業者としての戦略としてはマイナスに思えるが、それ以外にコンテンツなどからの収益が見込めるとの判断があったと考えられる。また、携帯電話の通信インフラのアクセスを軽減したいという思惑も見て取れる。

関連リンク:ソフトバンクモバイルの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2008/10/31/741/trackback/