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イー・モバイル、HSUPA規格を導入し送信最大通信速度1.4Mbpsに高速化

イー・モバイルは、国内の通信事業者として初めて、HSUPA規格を導入して送信最大通信速度を1.4Mbpsまで高速化、全国47都道府県の主要地域から提供を開始するとともに、同対応端末の販売を2008年11月20日(木)より順次販売すると発表した。

サービスエリアは、現在サービスを提供している全国47都道府県のエリア中、都市部や人口密集地から順次提供開始する。受信最大通信速度は7.2Mbps。なお、利用には1.4Mbps対応端末が必要。

月額料金は据え置き。

HSUPA対応機種としては、USBスティックタイプの「D21HW」「D21LC」、PCカードタイプの「D21NE」が発表されている。

<コメント>
次世代移動通信規格では、2009年から始まるWiMAXや、第4世代(3.9世代)に当たるLTEなどが話題の中心だが、既存の規格を高速化する試みも進んでいる。HSUPAは上りのみを高速化する規格だが、データ通信での利用では重要な要素だろう。また、帯域の圧迫を怖れる他の携帯電話事業者との差別化にもなり得る意味で、イー・モバイルにとっては良い戦略と考えられる。

関連リンク:イー・モバイルの発表リリース

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